50才以上の方の最適なパソコン用メガネ
 ( HOYA Lecture TF/レクチュール TF) 入門編



Lectureは50代以上の方に最適


 50代以降の方がパソコン用メガネのご購入に来られて最も感じることは、遠近両用メガネだけで1日6時間以上パソコンを見続けていると疲れを感じるということです。現在の遠近両用レンズはかつての設計と異なり、パソコンを見ることを想定して累進帯長を14mmにしてからかなり見やすくなりました。

 しかしパソコンを長時間見続ける場合にはもっと近用部が広いものが欲しくなります。そうかと言って老眼だけのレンズでは、1時間も見ていると非常に目が疲れやすくなる場合が多いようです。年齢的にも管理職の方が多いので、数字や文字を慎重に見なければなりません。

 さらにオフィスではCO2排出削減運動の効果で紙のプリンティングに制約があり、A3,B4サイズに打ち出せれば見やすいはずの表計算の内容をA4やB5サイズに縮小される場合が多いようです。ですから50代にとっては過酷な日々を送っている方も多いのではないでしょうか。

 Lecture TF/レクチュール TFの登場は、まさに50歳以降の方の救世主となりうる性能を装備しています。実際に遠近両用を買いにこられてLecture TFを選ぶ方もたくさんいらっしゃいます。ここではLecture TFの性能についてJ-EYE風にできるだけわかりやすく詳しく解説いたします。

 尚「レクチュールTF」の基本概念は「レクチュール」と同じものですが、新製品の「TFシリーズ」とはHOYAの推奨する[BOOM]の設計を基に、「レンズ両面の非球面化」と「乱視軸のズレの補正」を同時に実現。メガネレンズ周辺部の視界を、よりシャープにする性能が向上した製品です。


Lecture TFに適している人の作業内容


 現在多くの皆様からHOYA製品のパソコン用レンズについてご質問を頂戴しています。当J-EYEの方針はあくまでメーカー・カタログのカットアンドペーストを避け、当社独自で調査研究した内容をお知らせしておりますので、かなり踏み込んだ具体的なアドバイスが可能です。
 実際に多くの方に接してみて、Lecture TFは主に次の方々に喜ばれています。

  1.  50代以上でパソコン作業は毎日3時間以上
  2.  大型液晶モニター(19inch以上)を使用している
  3.  毎日EXCELやWORDで紙の資料と共にパソコンを見続けている
  4.  毎日膨大なメールを見ている、あるいは書き込んでいる
  5.  通常の老眼鏡使用で、1時間も見ていると目がボーっとしてしまう
  6.  遠近両用は持っているが、普通の老眼鏡を別に作ろうと思っている
  7.  縮小コピーや縮小プリントの資料を頻繁に見ている
  8.  40代で近視矯正手術(レーシック)している
  9.  etc

 Lecture TFをご検討されている方は是非とも体験した上で購入してください。


累進多焦点レンズと近近用レンズの違い


 人の目が遠くを見たり近くを見たりしたときに、水晶体が毛様体筋の作用で膨らんだり伸ばされることでピントが合うことはご存知かと思われます。一般的に年齢が40代を過ぎると水晶体が硬くなってくるために、近くを見てもその調節機能が衰えることからこれを老眼と呼んでいます。メーカーの公表では、年齢に関わらず老眼でなくても1日の中で朝と昼、夕方、夜と時間の経過によって目の調節機能が変化(低下)することが指摘されています。

 老眼鏡の中に累進多焦点レンズというものがありますが、これは近くだけでなく遠くも見えるものですので1つのレンズの中に遠用と近用の2つの焦点があります。その2つの焦点間が直線的に変化する部分があって中間距離を見ることができることから、「遠中近レンズ」とも呼ばれています。図(Fig.1)(a)が遠用アイポイント、(c)が近用アイポイント、(b)が中間距離を見る累進帯です。
 Lecture TFは左の図(Fig.2)のように通常の累進レンズに似た特殊な構造のレンズです。
 レンズの近用部は(f)、Lecture TF A (-1.0 Dpt加入)、Lecture TF B (-1.5 Dpt加入)の部分が(d)で、目線を合わせるアイポイントが(e)の位置になります。
 Lecture TFはカテゴリとしては累進レンズの部類に入りますが遠中近や中近ではなく、近用メガネですので遠方を見ることはできません。その最大の特徴は通常の近用専用(いわゆる老眼鏡)と違って明視できる距離が広がるために長時間かけていて疲れにくいことです。実際に単焦点レンズでパソコン作業を1時間した場合にメガネを外すとかなりボーっとしますが、Lecture TFではそれほどボーっとしません。Lecture TFは遠近両用レンズよりも近用部が安定して見られる作用と通常の老眼鏡のように顔を動かしても像がユレにくい作用があるので、両者の点を補う設計がされています。
 特にやや大きめな画面を使用している場合、正面の視線方向に近用度数が入っているので顔を上げずに見られるのが喜ばれています。


Lecture TFは実際にテストして選びましょう!


 実際にテストレンズをつけた段階で通常のレンズとの違いが実感できます。ただしこのレンズもご自分の目で確認せずに通販で購入したら絶対に失敗することでしょう。
 Lecture TFは正確に明視域を測定し、近用度数は目的距離に合わせなくてはなりません。目的距離は人によって様々ですので一概に画面までの距離とは限りません。さらに近用部の深い部分までの距離に合わせて2種類のレンズが用意されているので実際にご自身でよく見て決定しなくてはなりません。このテストがあいまいな場合や通販で通常の老眼鏡の度数を基準に作られると絶対に失敗します。認定眼鏡士在籍店でないと明視域の意味すらわからないメガネ店もありますので注意が必要です。

 メーカーの理論値では(A)タイプは1m、(B)タイプは1.5mと言っていますが、これはあくまで目安であり必ずしもそのとうりとは限りません。調節力の違いで若干ズレが生じます。
 左図のように通常のシングルビジョンレンズに比べて画面間での距離を少し離しても手元の書類が見られますので、キーボードより奥に資料を置くことができて便利です。
 これまで通常の老眼鏡や遠近両用メガネだけでパソコンを見てきて「見づらくなった」と感じている方は是非ともお試しください。パソコンだけでなく通常の事務作業の方にも喜ばれています。


Lecture TFと組み合わせるPC用カラーレンズは
パソメガ®システムで画像工学的に選択できます...




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 当ショップ J-EYEでは、独自の研究によりパソコン用レンズ REMARKをはじめ、数種類にも及ぶ他のレンズの適合性を調べて最適化するためにWindows用の開発言語を使用して開発しました。
 ご来店いただいているお客様にはたくさんのご好評をいただき、近隣のIT系社員様に喜ばれております。パソコン用メガネをお選びになられるときは是非ともこのパソメガ®システムでチェックしてからお買い上げください。


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